波についての2

もう一つの項目。

3つの波について。

 

さて、上昇や下落のトレンドは、当然上と下の波が交互に現れてトレンドを作っていくんだが、その全体像はどうなってるのかを話してみよう。

これは基礎だなー、算数で言えば公式みたいなもん。

どうしてって言われても、そうなってるとしか言えないかもw

公式を説明しろってのは、専門家がやればいいよなw

マニアっくな人達に任せよう。

 

まずは公式から。

チャートは3つの波が基本で出来るのね。当たり前だけど3個の波がないとトレンドは作れないw

まず上の波、次が下の波、そして上の波(最初の波より高くなる)だよね。

これが上昇トレンドと言われる奴ね。下落は逆。

それを1波、2波、3波と名付けてある。

で、チャートの中には、それに含まれない部分もあるのよ。

それを余波と言う。(一部だけどw 4派5派とか言う場合もあるが、それはエリオット波動の宗派。やつらはX派Y派Z派なんてのも作ってる)

チャートを載せとこう。

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日足のポンドドルね。まずは前のチャートのままに。

ここに波を記してみる。

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こんな感じ。

青の線が上昇、赤が下落の波を書いてみた。(最後のピンク線はこの先の予測)

緑の背景の中に波が3つあるでしょ?これがトレンドなのね。

で、余白の白い部分があるけど、これは余波の部分。

余波の中もよく見ると小さな3つの波を形成してる。

 

もちろん子供足の1時間足の中にも同じように波が作られて、それが合わさって4時間足の波を作って、更にそれが合わさって日足の波を作って。。

って感じのフラクタル構造になってる。

チャートには3つの波と余波の4つの部分があるよーってのが公式ね。

 

で、1波と3波は同じ方向の波だよね。

2波だけ違う。そこがミソで、2波はチャートパターンを作る場所でもある。

1波の上昇があって、2波の下落の波でチャートパターンを作って、3波の波の原動力になる。使い切った上昇エネルギーの補充部分が2波なのよ。

2波の構造さえ分かれば、3波目の波を捉えきれるのよね。

 

1波目は今までのトレンドが転換する場合がほとんどなので、色々複雑な動きになりやすい。だから、1波目は見送るのがいいらしい。

はいはい、みんなで勝手にやってーって感じよね。

 

トレンド転換する時は、上へ行きたい人と今まで通り下へ行きたい人の攻防の末、なんとか革命側が勝ったのね。エネルギー使いすぎなのよw

で、2波で調整をしてる間にエネルギーを貯め込んで、3波で爆発するって感じ。

なので、3波目は大きく伸びると言われてるし、実際スムーズにドーンと伸びる。

そこを狙えとw

3つの波の性質を理解すると、チャートがものすごく理解しやすい。

 

で、余波の部分だけど、そこも2波と同じくチャートパターンの基礎を作る場所だと思っていい。

3波目が終わった。さあ、次はどうなるかなって見てる場所が余波の部分。

そこでWトップを作ったり、三尊を作ったりトレンド転換するパターンか、再度上昇するか見ていくの。

2波はあくまで調整で、上昇トレンドなら上に行くんだけど、余波はどっちか分からない。

 

今現在、3つの波のどこにいるのか判断するのも、FXでは大事なのよね。

それを見分けるポイントもある。

それはおまけの部分にして次にしよう。