波についてのおまけ
さて、1波、2波、3波、余波
これはどう見分けるか。
もうほとんどこれだけでチャートは理解できるよね。
ま、俺も修行中だけどw
さて、チャートをまずは出してみよう。
上が日足の前に出したチャートで赤青のラインは消してある。
下のは一番左の緑部分を4時間足で見てみたところ。
1波と3波は白抜きになってる。
フラクタル構造で、日足の1波の中にも4時間足で見たら3つの波が出来てるのが分かる。
顕微鏡で見てる気分だなw
前に説明したラス押しを上抜け、次にラス押しやラス押し戻り部分に下げが入って、再上昇して前の高値を抜けてく。
1波目は分かりやすいと思う。
たまに日足ではラス押しの位置が高くてずっと下落してるように見える場合があるけど、4時間足など小さな足で見るとちゃんとラス押しを見つけられる。
1波目は、ラス押しを抜けてトレンド転換するのが条件。
ラス押し手前やラス押しで止まる事もあるが、その時はまだ様子見しておけばいい。
もみ合いだったり、ぐちゃぐちゃに見える場合も、ラス押しを抜けたかどうかだけ見ておけばいい。どこまで伸びるのかは通常は分からないw
過去のトレンドからラインを引っ張り、その都度ライン際の攻防を見ていく事になる。
チャートパターンからのトレンド転換だと伸びる地点も大まかな目安が付く。大抵はチャートパターンが出来てるのでそれに従って判断するのがいい。
2波目は1波目の上昇が終わったら、当然下落していく事がほとんどでチャートパターンを作る場合が多い。
ヨコヨコになるか、上昇でも緩やかな動きになったりもするが、今までとは違う動きになる。中段のチャートパターンを作ったら2波目だなって判断も出来る。
中段のパターンは6個、トレンド転換のパターンは3個だけなので覚えられるだろう。
ただ、稀にそれを裏切る場合があって、2波目なのに思ったのと逆方向に行ったりする時もある。
そういう時は大抵大人足が絡んでる事が多い。MA(移動平均線)だったりラインだったり。まー調子に乗るなって怒られた感じだよなw
あと基本的に1波目の半分辺りが2波目の終わり、押しの目標になる。(深く押す事もある)
ラス押し、ラス押し戻り、ネックライン、この3地点が押し目の重要地点。
この3つの地点と半値付近とを総合的に見て判断する。
3波目は、トレンドの終わりを告げるので一番大事かもしれない。
それを見落とすとトレンドが変わってるのかどうかも見極められないし、最高値付近になるので決済のポイントとしても重要。
チャートを出して説明しおこう。
3波目の終わりの地点は1波目や2波目が教えてくれるのよね。
チャートの2つの青の線は全く同じ長さで、2つの赤も同様。
目安は何種類かあるが、まず1波目の上昇と3波目の上昇は同じくらいの大きさになる場合。(チャートの青線同士は同じ位になるよって事)
次は2波目の大きさをそのまま上に付け足すと3波目の終わり地点になる場合。
(赤の線を上につけ足したら、3波目の終わりになるよって事)
次にフィナボッチの161.8の地点。
この3種類の目安を使い、その近くにある過去の波から見つけた水平ライン辺りで決済をかける。また、3波目が終わったなと言う判断が出来る。
エネルギー保存の法則で、2波で貯め込んだエネルギーが全部吐き出されたかどうかを判断するのよね。目標地点に届いてなかったらまだ伸びる可能性がある、3波目にはまだ余白がある状態だなって判断できるのよ。
前にトレンドを赤青で書いたチャートを出した時にピンクのラインをつけ足してたでしょ?あれよ。
3波目が終わったら、これでトレンドも余波の段階になったなって判断しておく。
余波の中で新たにチャートパターンを作ったり、ラス押しを抜けたりして、余波の中から次の1波が見えてくるのを待つ。又は1波を狙って取りに行くって感じになる。
波の判断が出来れば、上がる時に買い、下がる時に売れる事は出来てくる。
あとはそれをより効率的にしてくとか、確率を上げるとか、どういう手法手段でやっていくかの話になる。